2012年5月30日水曜日

東京駅とマカロン再び


昨日、久しぶりに東京駅の新幹線ホームに見送りに行った。

見送ったのは相棒の秋田に住む姉夫妻。
姉夫妻は俳句をやっている。
その俳句グループの結成50年を記念する全国大会に出席するため、上京して来たのであった。



午後3時前の「こまち」を見送ったあと、少し時間があったので、
日に日に変わってきている東京駅をぶらっと一回りしてみた。
丸の内側の改札口を出て、駅舎の改築工事の進み具合をちょっとカメラに収めた。





工事用の覆いを外せば、昔の建物が今にも現れそうだった。
連絡通路を歩いて八重洲口側に回って見た。
工事も終わって長い回廊が姿を現していた。


「東京駅が、街になる。」
生まれ変わる東京駅のキャッチフレーズ
柱に貼ってアピールを繰り返す
1階フロアーが「Kitchen Street」。
地下1階が「黒塀横町」。
2階が「ほろよい通り」としゃれたネーミングが付いていた。
どこをみてもレストランとバールが軒を連ねていた。




八重洲口側の地下商店街を歩いてみると、
「東京キャラクターストリート」なるものが東京駅一番街にできていた。
NHKや在京キー局のオフィシャルショップやキャラクターショップが並んでいた。


「東京キャラクターストリート」

NHK

日テレ

TBS

フジテレビ

テレビ東京
こんなところでキャラクターグッズを手に入れることができる。
どなたかを案内する時になって迷うことがないようにと、
丸の内側に戻りながら「手頃な店」のあれこれを確認をした。






「銀の鈴」と呼ばれた地下休憩場(待ち合わせ場所)にできたショップでも、
マカロンが人気のようだ。
相棒が3つほど買ってきた。
ベンチに座って食べた。
一休みして帰宅した。
この日は9600歩だった。


2012年5月26日土曜日

薔薇と鰻重


桜の季節が終わって暫くした今頃になると、毎年の楽しみがある

我が家のベランダからも見える、美しく鮮やかな黄色の風景である。
向かいの団地の土手斜面一面にキバナコスモスが咲き乱れるのである。





時をおかずに、
frogmanと相棒の散歩コースの1つになっている「神代植物園」のバラが咲き揃うであろう。
今年も20日過ぎからは咲き揃ってきた。




わが相棒と一緒に行こうと思っていたが、互いの日程調整がつかず、昨日独断で行ってきた。
新宿で用をたした帰りであった。
小雨模様だったが、神代植物園の園内は混雑していた。

園内には国際コンクール参加の花もある。
例年では、園内に植えられている‘それらの花々’は落ちてしまっているが、
今年は見ることができた。
これで、何だか一安心なのである。







さて、frogmanと相棒の最近の話題は、
「今年はどこで鰻を食べることにしようか?」に移ってきた。
これはこれで、なかなかに重要なことなのである。

2012年5月20日日曜日

渋谷おはら祭りと白バイ


朝になって急に相棒が、
「‘渋谷でおはら祭り’に行って写真を撮ってきてくれるとありがたい」、と言ってきた。

聞けば、相棒の友達がその祭りで踊るのだという。
友達というのは、ずいぶんと前に会社の社宅で一緒だった方で、
現在はフラダンス仲間なのだという。

渋谷おはら祭りは、去年は大震災で中止になったが、15年続いているのだそうだ。
祭りの歴史よりも、相棒と友達の四半世紀以上のつきあいに気をとられた。

浅草のビックな祭り「三社祭り」の時期と重なるので、人出は比べようもない

しかし、祭りに集う人たちの熱意は皆同じなのだろう。

お昼頃、渋谷に到着した。

急なことで、具体的にどんな祭りなのかもわからなかった。
現場で、街頭のスピーカーから流れてくる祭りの手順や注意を聞き、
また何となくのその場の雰囲気からも次第に様子が分かってきた。





渋谷・東急109を中心に、道玄坂と文化村通りの間の道路を遮断して小原節を踊るのだ。
地元警察の白バイのデモンストレーションが行われれたあと、踊りが始まった。
踊る人たちは、地元鹿児島の人たちで鹿児島市役所や観光協会の人たち。







多くは、高校の東京同窓会が単位の「連」になっている。
指宿や出水の人たちも見られ、全部で53グループが参加していた。
祭り会場、地元渋谷に敬意を表して「渋谷音頭」という曲で踊り始めた
相棒の言う通りに友達の写真を撮った。
その上、ビデオカメラも回し続けた。





初夏の渋谷が鹿児島の人たちに占拠された一日だった。
立ちつくして少し疲労気味だった。
疲れた割には万歩計は5500歩だった。


「セザンヌ展」とマカロン


昨日5月19日は知人と国立新美術館で開催させれてる「セザンヌ展」に行った。

前日18日に「明日セザンヌ展に行かないか」と誘いのメールがきた。
行こうと約束した。

当日(昨日)の朝になると、再度慌しくメールがきた。
「ゴルフ場の役員会があり審議の議案が多く、約束の時間を1時間後にしてほしい」と言う。
時間に余裕もできたので、待ち合わせ場所にした新宿に早めに出かけた。

新宿に着いたことを連絡するメールを送って、時間つぶしに電気量販店に行こうとエレベーターから降りると、「あと10分で着く」と返事がきた。

小田急線新宿駅の改札口で落ち合った時、丁度正午だった。
そのままデパートの飲食街に上がって、ビビンバとチヂミを食べた。

地下鉄大江戸線で美術館に向かった。
六本木駅から数分だ。

国立新美術館

美術館の周囲も人でいっぱい

「セザンヌ パリとプロヴァンス」展

今回の「セザンヌ パリとプロヴァンス」展のキーワードは「100%セザンヌ」らしい。
世界8カ国の約40館から88点の作品を集めたようだ。


構成は、1.初期 2.風景 3.身体 4.肖像 5.静物 6.晩年。
初期と晩年をジャンルから独立させたのは何か意図があるのだろうか、、。

1.初期(19点)
「砂糖壷、洋なし、青いカップ」 1865-70年

「パンと卵のある静物」 1865年

「ピアノを弾く少女(タンホイザー序曲)」 1869年

「林間の空地」 1867年

「四季」 左から、春、夏、冬、秋 1860-61年
セザンヌの父の別宅のために描いたらしい、高さ3mもある
サインは「InGRE」となっている
60歳程上の「Ingres(アングル)」を崇拝していたのだろうか

2.風景(25点)
「首吊りの家、オーヴェール=シュル=オワーズ」 1873年

「オーヴェールの曲がり道」 1873年

「サンタンリ村から見たマルセイユ湾」 1877-79年

「風景」 1880-90年

「ガルダンヌの村」 1885-86年

「大きな松の木と赤い大地」 1885-87年

「サント=ヴィクトワール山」 1886-87年

「トロネの道とサント=ヴィクトワール山」 1896-98年

「水の反映」 1888-90年

「フォンテーヌブローの岩」 1893年

「ビベミュスの岩と枝」 1900-04年


3.身体(15点)
「水浴の男たち(小)」 1896-97年

「池のほとり」 1877-79年

「永遠の女性」 1877年

「永遠の女性」 1890-95年
「舟にて」 1900-06年

「3人の水浴する女たち」 1876-77年

4.肖像(12点)
「自画像」 1875年

「赤いひじ掛け椅子のセザンヌ夫人」 1877年頃

「縞模様の服を着たセザンヌ夫人」 1883-85年

「アンブロワーズ・ヴォラールの肖像」 1899年

「座る農夫」 1900-04年

5.静物(14点)
「壷、カップとりんごのある静物」 1877年頃

「青い花瓶」 1889-90年

「りんごとオレンジ」 1899年頃

6.晩年(3点)
「庭師ヴァリエ」 1906年

「サント=ヴィクトワール山」 1902年頃

「5人の水浴の男たち」 1900-04年

土曜日の午後なので混雑しているのかと心配だったが、展示場は混雑していなかった。
2時間近くで見終わり、ショップで絵はがきを買った。
いつの間にか1枚150円になっていた。

ショップから出ると、入場口の方が騒がしかった。
傍のスタッフに聞いたら、20万人目の入場者に記念品を贈呈しているとのことだった。



帰りも大江戸線で新宿に出ることにして、
ミッドタウンの前に来た時、「まだ裏の庭園は見ていない」というので寄り道をした。
天気もよく、子供も連れのグループが芝生で弁当を開いていた。





スイーツの店には行列ができていた。
23軒置いた店先のウィンドにはマカロンがディスプレーされていた。

マカロンといえば、渋谷ヒカリエのマカロン店は大行列だった。
ホテルのレストランのランチブッフェでもマカロンが何種類も用意されていた。
そんな最近のマカロン人気を話題にすると、「まだ食べたことがない」という。
それでは、とマカロンを購入し、奥様への手土産にと差し上げた。