2013年3月13日水曜日

花三題と五目そば


今日は風が強かった。
昨日の小春日和とは大違いだ。
日課にしている散歩は取り止めたが、強風に散り往く梅を見て昨日の花々を思った、、、。


強風に散りゆく梅林の花

昨日は、天気に誘われて川崎市の「北部市場」に行ってみた。
聖マリアンナ医科大学病院の近くにある。
まず思った以上に広大な敷地にびっくりした。


「北部市場」場内案内図 川崎市HPより

市場の仲卸の店を見て歩いた。
商品が安い。
しかし市場だけに箱単位など大量に購入しなくてはいけない。
多すぎて買うのは止めておいた。
場内には食堂街もあった。
昼時だったので食事をすることにした。
五目そばを食べた。
味はまずまずだったが・・・。


北部市場 場内の食堂街で五目そば

今年の3月は天気に乱れがあるように思う。
この時期にしては異常に気温が高い日があったりして乱高下している。

いつもの散歩コースで見られる街路の花々もどこか調子がおかしい。
咲く時期を狂わされているようだ。
一斉に咲きだしたりしている。
そんな花々「花三題」を写真に撮った。


花三題 「紅白梅」
一枝に紅梅と白梅がついている

花三題 「こぶし」
例年の開花はもう少し遅い

花三題 「枝垂桜」
枝垂桜が咲き始めた
例年よりも2~3週間は早いだろう

2013年3月5日火曜日

だるま市ともりそば


東京・調布の深大寺の「だるま市」が3月3日と4日に開かれた。
毎年訪れている。

3日の朝にふと思い立って知人を誘ってみたが、お孫さんの祝いなのだと言っていた。
お孫さんが私立中学に合格したとのことだった。
4日は相棒が大学付属病院で健康診断をするので車で送り迎えをする。
今年は行けないかな、と諦めていた。

4日、相棒の健康診断が思った以上に早く終わった。
昼の少し前だ。

どこかで昼食を食べようということになった。
そのまま車で深大寺に行って蕎麦を食べることにした。
「だるま市」にも行けることになり都合がいい。
車は神代植物園の駐車場に置いた。


神代植物園
5000万人入場突破

深大寺まで少し歩いた。

月曜日ということもあって街路の人出は少なく混雑していなかった。
いつもは行列ができている蕎麦屋に入った。
正午少し前で、蕎麦屋の店内は混雑し始めていた。

相棒は天ぷら蕎麦、frogmanはもり蕎麦にした。
深大寺の門前には蕎麦屋が軒を連ねている。
同じようなものかと思うが、行列のできる店とそうでない店がある。
時折来ては食べてみるが、違いはさほど感じたことがない。






蕎麦屋を出て植木市を覗いてみた。
春に先駆けて咲いている梅やボケの盆栽が人目をひいていた。
門前には露店が並んでいた。
深大寺脇の門から境内に入った。


深大寺の植木市




だるまの店より、お守りや占い付きのストラップやペンダントの店に人が集まっていた。

お参りをして境内から出た。







露店では定番の焼きそばやお好み焼きなどが香りをたてていた。
蕎麦饅頭を買って食べた。
いつもはベンチに座ってお参りの人たちをひとしきり眺めているが、
今日は人出が少ないとはいえ座る所などない。
来た道を駐車場まで戻った。

2013年3月4日月曜日

東京マラソン応援始末記④~35キロ地点~


築地東本願寺前の35キロ地点。
ランナーはみな苦しそうだった。
次々走ってくるランナーたちは、中央分離帯の柵に掴まって屈伸をしたり、
脚の脹脛をもみほぐしたりしていた。

コースはここから湾岸の方へ向かう。
都心部のコースとしては最後になるからか、沿道は応援の人たちであふれていた。
応援の場所取りが大変だった。



見通しが悪くてちょっと圧迫感があったが歩道橋の下に陣取った。

45人で応援している人たちがいた。
慣れている様子だった。
旗竿に黄色のTシャツをぶら下げていた。
応援するランナー56人の名前を書いたメモを持っていて、通過した人をチェックしていた。

チョコレートなどをランナーに差し入れている人もいた。
直径50センチ程のザルに入れて、ランナーが走りながらサッと取れるようにしていた。
勢い余ったランナーがザルをひっくり返すこともあった。
その度に警備のおじさんが拾い集めていた。

35キロ地点 築地東本願寺前
ランナーの足取りも
だんだんと重くなっているようだ。

この35km地点には息子も応援に駆け付ける予定になっていた。
折角応援に来る気になったのに寝坊して遅れては、と思い自宅に電話をしておいた。
間に合う時間に出ると言っていたが、そろそろ嫁が通過する頃になっても連絡がない。
しばらくすると息子から電話があった。
「38キロ地点の豊洲に行く。嫁さんに伝えてほしい。」と言っていた。

写真右下の影がお嫁さん

「お義父さーん!お義母さーん!」、嫁がやってきた。
予め予想して書いてあったラップタイムより10分程早めに走ってきた。
ここでもランナーから声をかけてきた。
手を振りながらあっという間に走り去った。
さすがにちょっと苦しそうだった。
息子の姿がなく落胆したのかもしれない。
相棒が、息子が豊洲にいることを伝えた。

脇に立っていた中年女性が相棒に話しかけた。
「娘さんですか?」
「いや、お嫁さんです。」
「明るくて、いいですね。うらやましいです。」
この人に場所を譲った。
そして息子のいる豊洲に向った。

我々の予定では、応援はここで終了にして築地で寿司を食べようとなっていた。
ゴールのビックサイトは相当混雑するからその方がいいということだった。
しかし、豊洲で1人応援している息子の姿を想像すると気が変わった。
急遽豊洲に駆けつけることにした。

豊洲にいく道順がよくわからなかった。
地下鉄の東銀座駅に駆け込んで、
「一番早く豊洲に行くにはどうしたらいいか」と駅員さんに聞いた。
急いで行ったが通過した後だった。

息子は嫁さんにエールを送ることができたという。
豊洲は初めての街である。
ショッピングモールの中華屋さんで坦々麺を食べた。

メールが入った。
無事完走したという嫁からのお礼のメールだった。

あとの話では、
「築地35キロ付近では足に痙攣が起きて苦しかった。
 トイレに行くのが嫌だったので水分が控えめにしたのがいけなかったようだ。」と言っていた。
ゴールに入って完走の記念タオルとメダルをもらって疲れが吹っ飛んだという。
嫁さんのタイムは、4時間14分。
2013年東京マラソン
FINISHERタオル

FINISHERメダル


嫁からの応援に対するお礼の電話に、

「一日楽しい時間を過ごせたわよ」という相棒の言葉を聞いた。
次回も誰か知り合いが出場することを期待している。

<完>



2013年3月3日日曜日

東京マラソン応援始末記③~ポイント移動~


次の応援地点へ歩いて移動した。
次は35キロ地点、築地東本願寺別院前の約束だ。

日比谷公園通りからJR新橋駅のガード下を抜けて銀座に出た。
この日は交通規制が行われているとはいえ人通りがほとんどなかった。

西新橋から築地本願寺まで約2km

やがて銀座四丁目の交差点から左折して、ランナーが一団で浅草方面に走り去っていく。
コースは、銀座から日本橋を通り浅草への道を往復した後、築地、月島、豊洲を抜けて、
ゴールの東京ビックサイトを目指す。

銀座4丁目の交差点
向こう側が浅草への往路を行くランナー、
手前が戻ってきたランナー。

応援の人々で溢れかえる

新装なった歌舞伎座のあるコース側に行くために地下道をくぐった。
ランナーはもくもくとゴールに向かって走っている。
歌舞伎座を過ぎると救護所が設置されていた。

新装の歌舞伎座前



トイレに走り込むランナーがいると、係員が歩行者を止めていた。
ビルの前ではイベントが開かれていた。
和太鼓をたたいていた。
後のことだが、豊洲に行くために引き返して来た時にはフラダンスをやっていた。

応援のコツがだんだん掴めて、場所取りが肝心だとわかってきた。
35キロ地点へと先を急いだ。
築地東本願寺前だ。



応援イベント 「和太鼓」

「フラダンス」でエールをおくる

 
<続く>



2013年3月2日土曜日

東京マラソン応援始末記②~20キロ地点~


最初の応援は、新宿・都庁のスタートから11キロ地点。
嫁は元気に走っていった。

コースは日比谷から品川を往復する。

折り返しの品川から引き返して、1時間後位に再び姿がみられる予定。
20キロ地点になる。


あちこちで大歓声の応援




地下道を通って反対側に出た。
人垣がまばらな所を探した。
植え込みに立って走ってくる姿を見渡せる場所を確保した。
折り返してわが嫁さんが来るまでにはまだまだ時間があった。

相棒は他のランナーにも声援をおくっている。
「がんばれ!」「ファイト!」
ウェアに名前を付けているほうが応援しやすい。
名前を呼んで声援をおくるとランナーも返答してくる。
frogmanは写真を撮っていた。


様々な仮装のランナー

背負っている、、

気が付くと、植え込みの隣の婦人が「かずちゃん、かずちゃん」としきりに声をあげている。

「どなたかの応援ですか?」相棒が聞く。
「息子です。なんにも連絡をくれなくて、ただ出るよの一言で、、」
「ゼッケンの番号はわかりますか?」

Kといっていた。確か」
「うちのお嫁さんはHです。まだ来ないので、もう少し後になるのではないかしら・・・」


トイレに行きたくなったので後ろにあるコンビニに入った。
何か買わないと悪いかなと思ったが、店員は接客におわれて嫌な顔をせずに貸してくれた。
3人が順番を持っていた。
突然マラソンランナーが入ってきた。
3人とも声をそろえて、「お先にどうぞ、どうぞ、」と。
当たり前のような行為が気持ちよく感じた。


応援フラッグ
後で聞くと、このフラッグが目だって
見つけやすかったらしい。
確かに目立っている。



そうこうしてると、わがお嫁さんがやってきた。
今度も嫁から声をかけてきた。
後から聞くと、応援フラッグが格好の目印になっていたそうだ。
シャッターを押す間止まってもらって記念の1枚を撮った。
まだまだ元気そうだ。
嫁を見送りながら次のポイントに向かった。

<続く>