知らず知らずに「日帰りバスツアー」なるものを考えていた。
1万円を切る価格で1日の行楽を提供する訳だが、
キャッチコピー(売り)を魅力に集客さえできれば非情に効率がいい商売だろう。
山間地の店やレストランに大型バスで一度に大勢のお客を連れてくる。
少なからぬ売上げが増えるだろう。
店側も旅行会社もwin-winだ。
客である我々もwinに加わりたいものだ。
がっかりが続けば決してリピートはしない。
しかし、幾人が“がっかり”を伝えるだろうか、、、。
そんなことをつらつらと考えてしまった。
次は、由緒ある造り酒屋に行くという。
バスの窓から見える道路には、「川場」という文字が多くなる。
バスの窓から見える道路には、「川場」という文字が多くなる。
以前スキーに夢中になっていた頃、川場スキー場に来たことがあった。
この一本道に見覚えがある。
1時間ほど走って造り酒屋に到着。
譽國光の土田酒造だった。
創業は明治時代だそうだ。
生き残るにはやはり工夫をして売れる商品を造り続けているようだ。
生き残るにはやはり工夫をして売れる商品を造り続けているようだ。
清酒はもちろんだが、日本酒を使った化粧品、焼酎ではなく日本酒で作った梅酒、
「生の日本酒」など差別化、独自商品を開発していた。
沼田 土田酒造の佇まい |
数々の独自商品を開発 |
午後2時半、造り酒屋を出発して片品村にある「吹割りの滝」に向かう。
片品村を走っていると、日光や尾瀬への案内板が多くなる。
20分程で到着した。
時折テレビなどで見て、一度訪れてみたいと思っていた。
時折テレビなどで見て、一度訪れてみたいと思っていた。
バスはお土産店の駐車場に停まった。
バスを降りると、店員が寄ってきて「50円の割引券」を手渡してくれた。
どこにでも商売はついてくる。
10 分程歩くと川に出た。
川沿いに行くと、川が真ん中で割れて水流が落込んでいた。
テレビで見た光景が目に入ってきた。
観光客が思い思いにカメラに納めていた。
川が割れて落ち込んでいく |
「吹割りの滝」 |
記念に写真を撮って土産屋に戻った。
土産屋の店先には、地場で取れる野菜が売られている。
どこに行っても同じだった。
午後4時に東京へ出発した。
しばらく走ると寝てしまった。
気がつくと関越道三芳サービスエリアに着いていた。
2時間程かかっていた。
このサービスエリアは以前には良く利用していたが久しぶりだった。
このサービスエリアは以前には良く利用していたが久しぶりだった。
改修が済んだサービスエリアに寄るのは初めてだった。
高速は渋滞していなかったが、上野駅に寄って東京駅に戻ると午後8時半になっていた。
自宅に着いてから夕食では遅くなるので、東京駅の地下飲食街で済ませることにした。
週末でどこも混雑していた。
週末でどこも混雑していた。
ラーメンストリートが空いていたので、ラーメンを食べて自宅に戻った。
東京駅地下のラーメンストリート |
出発して17時間、長い一日だった。
“今日の一番“は好天に恵まれたことだったかも知れない。
<完>
0 件のコメント:
コメントを投稿