2012年4月12日木曜日

「ジャクソン・ポロック展」と桜


自宅近くにある遊園地の桜をロープウエイで見たのが素晴らしかったので、
相棒が友達を呼んで見せたという。

友達が自宅に寄るというので、「では、」と出かけることにした。
このところ気になっていた
「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」を見ることにした。
東京国立近代美術館で開催している。

新聞の紹介記事によると、
日本ではあまり知られていない上、ほとんどの作品が一堂に集められたとあった。
ポロックは1912年生まれの20世紀のアメリカの画家。
「アクション・ペインティング」で一躍時の人となったようだ。

アートを変えた男、ジャクソン・ポロック

センセーショナルな雰囲気の広告

京王線新宿で降りて昼食を取った。
再び京王新線に乗って九段下で乗換え、地下鉄の東京メトロ東西線の竹橋駅で降りた。

東京国立近代美術館
ここにも桜 花盛り

「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」

美術館の前庭

展示は時代ごとに4つの章仕立てになっていた。
第1章 1930-1941年 初期 ―自己を探し求めて―
第2章 1942-1946年 形成期 ―モダンアートへの参入―
第3章 1947-1950年 成熟期 ―革新の時―
第4章 1951-1956年 後期・晩期 ―苦悩の中で―

第1章 1930-1941年 初期 ―自己を探し求めて―

「無題 自画像」 1930-33年

「女」 1930-33年

「西へ」 1934-35年

「無題 蛇の仮面のある構成」 1938-41年

「コンポジション」 1938-41年

「無題 多角形のある頭部」 1938-41年

「誕生」 1941年

「無題」 1938-41年

第2章 1942-1946年 形成期 ―モダンアートへの参入―

「ポーリングのある構成Ⅱ」 1943年

「ブルー 白鯨」 1943年

「無題」 1946年

「トーテム・レッスン」 1945年

「月の器」 1945年

第3章 1947-1950年 成熟期 ―革新の時―

「無題」 1946年

「ナンバー17、1950 花火」 1950年

「インディアンレッドの地の壁画」 1950年
看板の話題作

「インディアンレッドの地の壁画」について参照

「カット・アウト」 1948-58年

第4章 1951-1956年 後期・晩期 ―苦悩の中で―

「緑、黒、黄褐色のコンポジション」 1951年

「ナンバー7、1952」 1952年

「ナンバー8、1951/黒の流れ」 1951年

具象から抽象の作品が60点程だった。
作品はあまり多くなくて、ゆっくり鑑賞することができた。
とはいえ、強烈な印象のものばかりである。
美術館を後にした。

外に出ると、少し風があるものの散歩には絶好な陽気だった。
竹橋駅とは逆の方向に人の流れに乗って歩いていると、北の丸公園の標識がたっていた。
ここまで来たのなら、千鳥が淵に寄って行こうと北の丸公園の中を歩いた。

乾門のあたり
枝垂桜が美しい

桜が盛りと見える

千鳥が淵



人の流れと逆方向だったので、
あまり逆らうことがないようにと注意しつつ写真を撮りながら、靖国神社まできた。


靖国神社

去年は、東日本大震災で花見の宴会もなかった。
今年は、参道の両側に露天の店が軒を並べて賑わいを見せていた。


靖国神社の参道に露店の賑わい



地下鉄に乗って三越前で降りた。
地上に出て、日本橋に出る。
遊覧船の呼び込みをやっていた。
東京駅まで歩き、ブックセンター隣の福島県のアンテナショップに寄った。


たくさんの人が春を楽しんでいる

日本橋



大学時代の友達が旭日中綬章を受けた。
記念にと、「会津本郷焼」のコーヒーカップを探したが、いいのが見つからず買うのをやめた。
家に帰ると、万歩計は1万7000歩をカウントしていた。


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