2013年4月29日月曜日

ご当地グルメ祭と「ツツジとサツキ」


大型連休2日目の29日、天気は初夏らしく行楽日和だった。

相棒はこのところ腰痛が出て整骨院通いである。
遠出はできない。
丁度、歩いていけるところの遊園地で「全国ご当地グルメ祭」をやっている。
出向いてB級グルメでランチをしようと相談がまとまった。

午前11時過ぎに家を出た。
10分ほどで遊園地の裏から敷地に入った。
サッカーの練習場、ゴルフ練習場を通って駐車場に出る。
すでに広い駐車場がほぼ満杯状態だった。


よみうりランド入口


 
入園料はシニア600円。
遊園地は家族連れで混雑していた。
園内の広場に特設会場が設置され、たくさんの店が並んでいた。
お昼の食事時間には少し早かったが行列ができていた。


ご当地キャラクターも大忙し

ご当地B級グルメは大人気


宇都宮餃子が目に留まる

購入

まず目についたのが、「宇都宮餃子」だった。

宇都宮で仕事をしていたことがあるが、当時は餃子が名物だとは気が付かないほどだった。
全く騒がれてもいなかったし、お店も今のように多くはなかったと思う。
いつか行って食べてみたいと思っていた。
いろいろ食べてみたかったので1人前を買って分けて食べた。
万人向きの味だった。

次に相棒が「肉巻おにぎり」が食べたいといって買いに行った。
しばらくすると、「並んでいるので買わずにきた」といって戻ってきた。
折角だから買ったらとすすめた。


次の狙いは肉巻きおにぎり
けっこう並んでいる

10分並んで購入した「肉巻きおにぎり」
少々甘すぎた

10分並んで1つ買ってきた。
日陰を探して通路の階段に座って食べた。
これも分けて食べたが「甘過ぎて」口に合わなかった。

遊園地の中を散歩して少し腹ごなしをした後、目的のラーメンを食べることにした。
北海道の石狩鮭塩ラーメン。
青森の味噌カレー牛乳ラーメン。
秋田の稲庭冷やがけ中華そば。
長野の元祖鳥白湯ラーメン。
広島の尾道ラーメン、とある。

相棒の出身地、秋田のラーメンにした。
天気が良かったが、「ラーメンは熱くないと美味しくない」とは相棒の感想だった。

ご当地ラーメン合戦も

秋田県稲庭の冷やし中華そばを選択

「やはりラーメンは熱いほうがいい」

暫くベンチに座って「景色」を愉しんだ後、

口直しにと「常設」のファーストフード店でコーヒーとポテトフライを買った。

「感想を一言、どうぞ」

「評判倒れ?」
「あなたは?」

「期待はずれかな、、、。」


賑わってはいるが、、、

「特設」でなく
「常設」のファーストフード店で
口直しのコーヒーとポテト

帰りに、今盛りの「ツツジ」と「サツキ」をカメラにおさめてきた。
以前から、ツツジとサツキの違いが気になっていた。
自宅で、植物図鑑を開いてみた。







<ツツジ(躑躅) と サツキ(皐月)>


植物分類学上は同じで「ツツジ科」。
サツキは、「サツキツツジ(皐月躑躅)」の略で、ツツジの一種であることがわかる。

ツツジは、新芽が出そろう前に花をつける。
サツキは、新芽が伸びきった後で花をつける。
・・・サツキは咲く時季が遅いのだろう。
また、サツキの葉は、毛がついていて光沢に欠ける、とあった。

名称について、
<ツツジ>
語源は、「ツヅキサキギ(続き咲き木)」や「ツヅリシゲル(綴り茂る)」の諸説あり。
「ツツジ」の漢字は中国語で「躑躅(てきちょく)」。
意味は、足踏みしもがき蹲る(うずくまる)様子、もしくは躊躇(ちゅうちょ)、行っては止まる。
昔中国で、毒性のあるツツジを羊が食べて「躑躅」な状態になったことから当てた、という説。
咲く花の美しさに、見る人が行っては立ち止まりと足を引き止るところから、という説もある。
ツツジは俳句の春の季語、躑躅花は短歌の枕詞。

<サツキ>
ツツジの中では開花が遅く、「陰暦の五月(皐月)に咲く躑躅」というところから「皐月(さつき)」。
「陰暦の五月、皐月に咲く」。
ちなみに、皐月とは早苗月(さなえづき)でもあり、季節は夏となる。
「杜鵑花(とけんはな)」とも書き、杜鵑(ほとぎす)が鳴く頃に咲く花をしめす。

『 つつじいけて 其陰に干鱈(ひだら) さく女 』・・・松尾芭蕉

『 満開の さつき水面に てるごとし 』・・・杉田久女






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