大型連休2日目の29日、天気は初夏らしく行楽日和だった。
相棒はこのところ腰痛が出て整骨院通いである。
遠出はできない。
丁度、歩いていけるところの遊園地で「全国ご当地グルメ祭」をやっている。
出向いてB級グルメでランチをしようと相談がまとまった。
午前11時過ぎに家を出た。
10分ほどで遊園地の裏から敷地に入った。
サッカーの練習場、ゴルフ練習場を通って駐車場に出る。
すでに広い駐車場がほぼ満杯状態だった。
よみうりランド入口 |
入園料はシニア600円。
遊園地は家族連れで混雑していた。
園内の広場に特設会場が設置され、たくさんの店が並んでいた。
お昼の食事時間には少し早かったが行列ができていた。
ご当地キャラクターも大忙し |
ご当地B級グルメは大人気 |
宇都宮餃子が目に留まる |
購入 |
まず目についたのが、「宇都宮餃子」だった。
宇都宮で仕事をしていたことがあるが、当時は餃子が名物だとは気が付かないほどだった。
全く騒がれてもいなかったし、お店も今のように多くはなかったと思う。
いつか行って食べてみたいと思っていた。
いろいろ食べてみたかったので1人前を買って分けて食べた。
万人向きの味だった。
次に相棒が「肉巻おにぎり」が食べたいといって買いに行った。
しばらくすると、「並んでいるので買わずにきた」といって戻ってきた。
折角だから買ったらとすすめた。
次の狙いは肉巻きおにぎり けっこう並んでいる |
10分並んで購入した「肉巻きおにぎり」 少々甘すぎた |
10分並んで1つ買ってきた。
日陰を探して通路の階段に座って食べた。
これも分けて食べたが「甘過ぎて」口に合わなかった。
遊園地の中を散歩して少し腹ごなしをした後、目的のラーメンを食べることにした。
北海道の石狩鮭塩ラーメン。
青森の味噌カレー牛乳ラーメン。
秋田の稲庭冷やがけ中華そば。
長野の元祖鳥白湯ラーメン。
広島の尾道ラーメン、とある。
相棒の出身地、秋田のラーメンにした。
天気が良かったが、「ラーメンは熱くないと美味しくない」とは相棒の感想だった。
ご当地ラーメン合戦も |
秋田県稲庭の冷やし中華そばを選択 |
「やはりラーメンは熱いほうがいい」 |
暫くベンチに座って「景色」を愉しんだ後、
口直しにと「常設」のファーストフード店でコーヒーとポテトフライを買った。
「感想を一言、どうぞ」
「評判倒れ?」
「あなたは?」
「期待はずれかな、、、。」
賑わってはいるが、、、 |
「特設」でなく 「常設」のファーストフード店で 口直しのコーヒーとポテト |
帰りに、今盛りの「ツツジ」と「サツキ」をカメラにおさめてきた。
以前から、ツツジとサツキの違いが気になっていた。
自宅で、植物図鑑を開いてみた。
<ツツジ(躑躅) と サツキ(皐月)>
植物分類学上は同じで「ツツジ科」。
サツキは、「サツキツツジ(皐月躑躅)」の略で、ツツジの一種であることがわかる。
ツツジは、新芽が出そろう前に花をつける。
サツキは、新芽が伸びきった後で花をつける。
・・・サツキは咲く時季が遅いのだろう。
また、サツキの葉は、毛がついていて光沢に欠ける、とあった。
名称について、
<ツツジ>
語源は、「ツヅキサキギ(続き咲き木)」や「ツヅリシゲル(綴り茂る)」の諸説あり。
「ツツジ」の漢字は中国語で「躑躅(てきちょく)」。
意味は、足踏みしもがき蹲る(うずくまる)様子、もしくは躊躇(ちゅうちょ)、行っては止まる。
昔中国で、毒性のあるツツジを羊が食べて「躑躅」な状態になったことから当てた、という説。
咲く花の美しさに、見る人が行っては立ち止まりと足を引き止るところから、という説もある。
ツツジは俳句の春の季語、躑躅花は短歌の枕詞。
<サツキ>
ツツジの中では開花が遅く、「陰暦の五月(皐月)に咲く躑躅」というところから「皐月(さつき)」。
「陰暦の五月、皐月に咲く」。
ちなみに、皐月とは早苗月(さなえづき)でもあり、季節は夏となる。
「杜鵑花(とけんはな)」とも書き、杜鵑(ほとぎす)が鳴く頃に咲く花をしめす。
『 つつじいけて 其陰に干鱈(ひだら) さく女 』・・・松尾芭蕉
『 満開の さつき水面に てるごとし 』・・・杉田久女
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