朝、目が覚めると、窓のカーテンをすぐに開けた。
空は青く透き通っていた。
湖面は鏡のように滑らかで、山々と空を映していた。
湖面は鏡のように滑らかで、山々と空を映していた。
旅行2日目を迎えた。
同じ部屋の3人で宿から湖畔まで歩いた。
目の前が湖である。
ボートの発着場があった。
浅瀬には小魚が泳いでいる。
岸から離れた水面では、時折大きな魚が飛び跳ねていた。
山の中腹まで雲がかかっている。
最初の予定の榛名富士の山頂行きは中止せざるを得なくなるかと心配になった。
山の天気は変わりやすいということが実感できた。
宿をチェックアウトして、榛名湖を回り込むように榛名富士のロープウェー駅に行ってみた。
山の天気は変わりやすいということが実感できた。
宿をチェックアウトして、榛名湖を回り込むように榛名富士のロープウェー駅に行ってみた。
ロープウェーは動いていた。
駅には2人、3人の行楽客が乗ろうかどうか決心しかねる様子で山頂を見上げていた。
我々の意見は、
「折角ここまで来たのだから、とにかく乗ってみよう」派と
「折角ここまで来たのだから、とにかく乗ってみよう」派と
「山頂に登っても何も見えないから止めよう」派に分かれた。
確かに、山頂に行っても方向を示す石板を見るだけになるのは目に見えている。
結局、登らずに次の榛名神社へ向かった。
榛名神社の駐車場は、地形の関係で広いものがとれず、小さな駐車場が点在していた。
榛名神社の駐車場は、地形の関係で広いものがとれず、小さな駐車場が点在していた。
その1つに車を置いた。
山門までの道路の両側には宿坊が並んでいた。
宿坊というので神社直属のものと思っていたが、旅館というよりも民宿に近いと感じた。
宿坊というので神社直属のものと思っていたが、旅館というよりも民宿に近いと感じた。
山門を過ぎると、右手側は渓谷になっている。
滝もあった。
山側には杉の大木が生い茂っている。
お参りを終えて帰ってくる人たちとすれ違った。
女性が多かった。
女性が多かった。
地元の中学生のグループが大きな杉の写真を撮っていた。
「校外学習です」と話していた。
ガイドブックには、「矢立て杉」と呼ばれ、国指定の天然記念物で樹齢は600年とある。
武田信玄が戦勝祈願のために矢を射立てたとの言い伝えが残っている。
最期に20段ほどの石段を登ると本殿があった。
社務所で記念にストラップを買ったら、「榛名神社 略記」を無料にしてくれた。
神社の略記によると、585年に創建されたとある。
主祭神は、火の神、土の神とあり、縁結び、安産の神として崇拝を集めているとのことだ。
本殿に上って来る時に女性に多く会った訳がわかった。
妊娠している人も何人か見かけた。
本殿を抱えるように御姿岩が見えた。
ご神体かなと想像したら、洞窟内に御内陣を祀り込んでいると記されていた。
1時間で参拝は終わった。
昼食をと考えたが、門前に軒を並べる宿坊は木曜定休ということで閉まっていた。
結局、富岡製糸場の近くで昼食を取ることにした。
榛名山から高崎市街地に出て、高速道路を走って富岡に到着した。
富岡製糸場は世界遺産登録の機運が地元に出ている。
製糸場正門のすぐ前にあるうどん店に入った。
名物のうどんを食べたいところだが、
気温が高く暑いこともあって、皆もり蕎麦やざる蕎麦を注文していた。
見学にはボランティアのガイドがつく。
まだ世界遺産でもないし、ガイドがつくと時間がかかる、ということでそれぞれが自由に見学した。
榛名神社で見かけた「校外学習」の中学生と同じ制服を着た学生を見かけた。
友達が「榛名神社でも見かけた」と話しかけると、「多分同じです」との答えが返ってきた。
今回の旅行ではJR高崎駅まで「大人の休日倶楽部」を利用して往復切符を買っていた。
がしかし、帰りは友達の車に乗って大宮まで送ってもらうこととなった。
大宮駅でキップを清算しようとした。
割引があったりで処理が複雑になるらしく、「人改札」を通ってくださいと言われた。
「人改札」という言葉を初めて知った。
<完>
「校外学習です」と話していた。
ガイドブックには、「矢立て杉」と呼ばれ、国指定の天然記念物で樹齢は600年とある。
武田信玄が戦勝祈願のために矢を射立てたとの言い伝えが残っている。
矢立て杉 |
最期に20段ほどの石段を登ると本殿があった。
社務所で記念にストラップを買ったら、「榛名神社 略記」を無料にしてくれた。
略記の表紙の本殿 |
神社の略記によると、585年に創建されたとある。
主祭神は、火の神、土の神とあり、縁結び、安産の神として崇拝を集めているとのことだ。
本殿に上って来る時に女性に多く会った訳がわかった。
妊娠している人も何人か見かけた。
本殿 |
本殿と御姿岩 |
本殿を抱えるように御姿岩が見えた。
ご神体かなと想像したら、洞窟内に御内陣を祀り込んでいると記されていた。
1時間で参拝は終わった。
昼食をと考えたが、門前に軒を並べる宿坊は木曜定休ということで閉まっていた。
結局、富岡製糸場の近くで昼食を取ることにした。
榛名山から高崎市街地に出て、高速道路を走って富岡に到着した。
富岡製糸場は世界遺産登録の機運が地元に出ている。
富岡製糸場を世界遺産に!のグッズ |
製糸場正門のすぐ前にあるうどん店に入った。
名物のうどんを食べたいところだが、
気温が高く暑いこともあって、皆もり蕎麦やざる蕎麦を注文していた。
見学にはボランティアのガイドがつく。
まだ世界遺産でもないし、ガイドがつくと時間がかかる、ということでそれぞれが自由に見学した。
富岡製糸場の入場券 |
奥の方ではガイドが案内していた |
繭倉庫 木骨煉瓦造り |
東繭倉庫 ちなみに西繭倉庫もある |
繰糸工場 絹糸を紡ぐ機 |
榛名神社で見かけた「校外学習」の中学生と同じ制服を着た学生を見かけた。
友達が「榛名神社でも見かけた」と話しかけると、「多分同じです」との答えが返ってきた。
校外学習の中学生 |
今回の旅行ではJR高崎駅まで「大人の休日倶楽部」を利用して往復切符を買っていた。
がしかし、帰りは友達の車に乗って大宮まで送ってもらうこととなった。
大宮駅でキップを清算しようとした。
割引があったりで処理が複雑になるらしく、「人改札」を通ってくださいと言われた。
「人改札」という言葉を初めて知った。
<完>