2012年2月18日土曜日

私たちのシンガポール④ ~春節元旦~


【4日目】 2012年1月23日 =学校とアフタヌーン・ティー=


今日の昼食は、息子が薦める「アフター・ヌーン・ティー(ハイティー)」の予定である。
高層ホテルのレストランを予約しておいてくれた。
大変人気のあるレストランだそう。

午前中は時間があったので、長男孫が通うChinese International Schoolを見学した。
息子と末孫娘、女房と4人でいつものバス停に出てバスに乗った。
乗車時間は20分程だった。
方向はわからないが、少し郊外に出たようだ。


長男孫が通うインターナショナルスクール(CIS)

息子によると、アメリカやカナダ系の学校はもっと郊外にあるという。
アメリカンスクールは入学希望者が多く、アメリカ国籍者を優先するそうだ。

シンガポール行きが決まった時に、長男孫の学校がちょっと心配だった。
息子が学校と相談して、「学校側が責任を持って英語力をつけさせる」と約束してくれたという。
それでこの学校に決めたそうだ。


しかし、中国語で授業をする科目もある。
その場合は中国語のできない生徒と自習しているという。
そんなこともあって、長男孫は中国語に興味を持つようになっている。

去年の12月、中国語の専用電子辞書を日本から送った。
今回も私が使っているNHKラジオ「中国語講座」のワンクール6ヶ月分のテキストとCDをお土産に持参した。

学校は旧正月で休みだったが、守衛さんが中に入るのを許してくれた。


CISのゲート



2日前に見学した孫娘たちが通う学校は、54か国の国籍を持つ子弟が通っている。


小学2年生の末孫娘は、フランス国籍を持つ子と一番気が合うようだ。
中学2年生の上の孫娘は、授業内容は難しくないが「翻訳」に苦労しているようだ。
宿題はパソコンンのメールで届くという。
リビングで夜遅くまでパソコンとにらめっこしている。

家に戻ると日も射してきたのでプールに入ることにした。
マンションにプールがあるというので水着を持参していた。

はじめは末孫娘と女房の3人で遊んでいた。
そのうち上孫娘と長男孫も降りてきてプールサイドで遊んだ。
水は冷たかった。


マンションのプール
かなり広い


ひとときの水遊び
冷たい水でも子供は平気

さて、アフタヌーンティーだ。

息子のお薦めは地上70階の大パノラマも楽しめるという、
「スイソテル・ザ・スタンフォード(スイスホテル)」のレストラン「エキノックス」。
そのハイティーはシンガポールでも人気があり、予約がなかなか取れないという。
午後330分から始まるそうだ。

プールで遊んだ後、身支度を整えて出かけた。
ホテルの1階ロビーから専用エレベーターを使って70階へ。
少し早めについたが、エントランスホールには大勢の予約客がいた。
皆ソファーで寛いでオープンを待っていた。

レストランスペースの69階に誘われる。
69階から70階へと吹き抜けになっている。
大きな窓ガラスを通して眼下には大パノラマが広がっていた。


スイスホテル「エキノックス」からの眺望
70階からの絶景だ

マーライオンが小さく見える

入江が一望
マリーナベイ・サンズ 対岸のマーライオン

シンガポール川の両岸
手前はパダン広場(運動公園)
隣接する赤い屋根はシンガポール・クリケット・クラブ
ハイティーとともに英国領だったことを感じさせる。

眺望の地図 赤の印がスイソテル

人気のアフタヌーンティは、シンガポール風にアレンジしているようだ。
英国伝統のサンドイッチやクッキーをはじめ、飲茶、サラダ、肉料理、パスタ、、、、
日本の寿司や天ぷら、本格的な盛り蕎麦までもがビュッフェに並ぶ。
飲み物は紅茶だけではなくジュースやコーヒーもあった。
デザートも和洋中が揃っている。
多民族のシンガポールらしい品揃えである。
“ティー”といってもアルコール類も注文できるようだ。

皆思い思いに優雅な“ハイティー”を楽しんでいる。
家族連れや友達同士と見えるグル-プ、カップルの姿も見られた。
ホテルとしてはランチとディナーの間の時間を利用する形で営業している。
15時半から17時まで、1時間半の制限時間である。
少々時間は短かったが、料理も景色も十分に堪能できた。


「エキノックス」のレストランフロア69階

和洋中、、幅広くビュッフェで提供

ホテルを出て、道路を渡たるとラッフルズホテルである。
シンガポールでも屈指の名門ホテルだ。で、ショップには、利用客以外でもはいれる。
ショップに立ち寄って、自分のお土産としていつものようにコーヒーカップを買った。

向かいのラッフルズホテル
立ち寄ってコーヒーカップを購入。


中庭は回廊式

買い物を済ませラッフルズホテルを出た。
すると、末孫娘が「ナイトサファリに、じんじんばんばんをどうしても案内したい」、と言い出した。

今回のシンガポール観光のスケジュールは、
息子一家5人が4ヶ月半のシンガポール生活をもとに皆で話しあって決めたと聞いている。
末孫娘には「ナイトサファリ」の印象が強烈だったのだろう。

「ナイトサファリ」はシンガポールが誇る世界初の夜行性動物の動物園らしい。
自宅からは少し遠いし、夜(営業時間は19時~24時)も遅くなってしまう。
息子の判断で断念していたようだ。

末孫娘は、「高島屋に寄っていくならいいよ」と納得した。
シンガポール高島屋はオーチャード通りのニー・アン・シティという巨大な複合施設に入っている。
タクシーで向かったが、旧正月の元日であいにく休みだった。
裏側の車寄せから表のオーチャード通りに回って地下鉄駅に降りた。
地下には、「和民」や「無印良品」の店があった。

和民は営業中のよう

無印良品は旧正月の休業日

<続く>


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