2012年12月29日土曜日

暮の築地市場とお寿司


走に入り本格的な寒さが続いている。
毎年暮れの1日を使って築地に正月のお節料理の材料を買いに出かけるのが恒例だ。
今年の築地市場は例年ほどに混雑していなかった。

毎度の経路は、自宅から新宿に出て地下鉄で銀座に行く。
銀座から築地へは歩いていた。
相棒と2人のんびりと散歩がてらに歩くのだった。

しかし今年は寒い上に孫たちが一緒だ。

歩くのをやめて、新宿から大江戸線に乗って「築地市場」で降りた


築地の配置図
我々が主に行くのは「場外市場」と市場内の飲食店街「魚がし横丁」

市場内「魚がし横丁」の飲食店マップ

場外市場の様子(大きい通り)


築地場外市場は正月用の買い物客と観光客でやはり賑わってはいる。
しかし今年は中国からの団体客の姿は見なかった。

一通りお節の食材を買った。
今年は孫たちが蟹が食べたいと言うので「たらば蟹」を買った。



場外市場 蟹屋さん

場外市場 佃煮屋さん

買い物の後はいつも決まって市場内の飲食店街「魚がし横丁」で寿司を食べている。
しかし今回は孫たちが一緒で人数も多い。
魚がし横丁ではなく場外市場の寿司屋の方がいいだろう、と相棒と相談していた。
マグロの“初競り”“史上最高値で競り落とし”で有名な寿司チェーンに行ってみようか、となった。
今年の青森県大間産マグロ一本をなんと5649万円で競り落とした寿司屋だ。

チェーンといっても回転寿司ではない。
カウンター、テーブル席、座敷を持つ大きな寿司屋という感じで、何人も職人が立ち働き、
回転寿司よりは高級感があった。

店に入ったのが11時半頃だったので6人の席をすぐ作ってもらえた。

それぞれに寿司を堪能した。
相棒は思ったよりも安かったと喜んでいた。








帰りは銀座の瀬戸物の店まで歩くことに決めていた。
陶磁器を手頃な価格で売っている。
かねてから「うどん用の丼」が欲しいと思っていた。

築地本願寺の方へ交差点を渡ろうとした時、周囲の物々しい気配に気付いた。

警察車両が赤色灯を回して配備されていた。
帰ってからテレビのニュースをみて、中村勘三郎の葬儀が行われていたことを知った。


建設中の新・歌舞伎座



店を出てしばらく歩くと、新築中の歌舞伎座の玄関部分が姿を現していた。
表通りの店には早くも門松を飾っているところがあった。


正月支度の門松

ここにも。

この日の歩数は12000歩。



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