・・・東京マラソンのために都心の道路脇は応援の人たちで埋め尽くされていた。・・・
2月24日(日)に行われた2013年東京マラソンに今年は息子の嫁が出場した。
出場者は3万6000人だった。
出場者を決める抽選では、26万人が落選したという。
幸運をつかんだ嫁の応援に、相棒と駆け付けた。
当初、嫁が走ること以外に気を使ってマラソンに専念できないといけないので、
「応援にはいかないことにするよ」と電話で言っておいた。
すると嫁は落胆した様子だったという。
その日の夕方、「応援にはこっそり行くつもりだった。やっぱり行くよ。」と宣言したら、
嫁は元気になった。
応援のフラッグの材料を100円ショップで買って来た。
そして、前日には嫁が来て、応援の場所などを打ち合わせした。
しきりに洟をかむので愛用しているサプリを飲ませた。
明日の分も渡しておいた。
当日は寒いながらも雨も降らず、まずまずの好天だった。
今日はランナーの嫁を追って3箇所で応援する予定だ。
嫁は毎年友人ランナーの応援に精を出し年季が入っている。
8~10箇所のポイントで応援するのだと言っていた。
その嫁が「応援にも体力がいる」とも言っていた。
打合せどおりのポイントに向かう。
まずは11キロ付近の「内幸町」だ。
都営新宿線の神保町で三田線に乗り換え、内幸町で降りた。
地下鉄を下りて地下から地上に出る時にはいつも、「何か新しい事を見られるかな」と
ちょっとした期待感が湧いてくる。
ほんの一瞬の高揚感が楽しい。
沿道は大勢の人たちが埋め尽くしていた。
ランナーが次々にやってくる。
コースの給水所でランナーが次々に紙コップ取って水やスポーツドリンクを飲んでは、
全部飲まずに紙コップを投げ捨てていく。
沿道に水が飛んでくる。
コップはごみ捨ての段ボールには入らない。
係員が足で潰しては、雪掻き用のプラスチックのスコップで掬っていた。
中には飲み残した水を道路にまいて、コップをごみ箱にちゃんと捨てていくランナーもいた。
西新橋交差点の11キロ地点では、一般参加のランナーもまだまだ元気一杯だ。
ランナーのゼッケンにはアルファベットがついている。
スタートの早い順にA~Kまでブロックに分かれているそうだ。
嫁はHブロックだ。
Fのランナーたちが通過していく。
もうそろそろだろうか。
想像以上に探すのは難しそうだった。
ランナーの嫁と予め打ち合わせていたが見つけられるのだろうか。
「お義父さん!お義母さん!」見つけたのは嫁の方だった。
エールを送る間もなく、元気に手を振りながら走り去ってしまった。
<続く>
2月24日(日)に行われた2013年東京マラソンに今年は息子の嫁が出場した。
出場者は3万6000人だった。
出場者を決める抽選では、26万人が落選したという。
幸運をつかんだ嫁の応援に、相棒と駆け付けた。
11キロ地点 西新橋交差点の様子 |
当初、嫁が走ること以外に気を使ってマラソンに専念できないといけないので、
「応援にはいかないことにするよ」と電話で言っておいた。
すると嫁は落胆した様子だったという。
その日の夕方、「応援にはこっそり行くつもりだった。やっぱり行くよ。」と宣言したら、
嫁は元気になった。
応援のフラッグの材料を100円ショップで買って来た。
そして、前日には嫁が来て、応援の場所などを打ち合わせした。
しきりに洟をかむので愛用しているサプリを飲ませた。
明日の分も渡しておいた。
特製フラッグ フェルトでつくった。 嫁は大喜びだった。 |
当日のウェアーを持参して確認 |
当日は寒いながらも雨も降らず、まずまずの好天だった。
今日はランナーの嫁を追って3箇所で応援する予定だ。
嫁は毎年友人ランナーの応援に精を出し年季が入っている。
8~10箇所のポイントで応援するのだと言っていた。
その嫁が「応援にも体力がいる」とも言っていた。
東京マラソン コースマップ |
打合せどおりのポイントに向かう。
まずは11キロ付近の「内幸町」だ。
都営新宿線の神保町で三田線に乗り換え、内幸町で降りた。
地下鉄を下りて地下から地上に出る時にはいつも、「何か新しい事を見られるかな」と
ちょっとした期待感が湧いてくる。
ほんの一瞬の高揚感が楽しい。
沿道は大勢の人たちが埋め尽くしていた。
ランナーが次々にやってくる。
コースの給水所でランナーが次々に紙コップ取って水やスポーツドリンクを飲んでは、
全部飲まずに紙コップを投げ捨てていく。
沿道に水が飛んでくる。
コップはごみ捨ての段ボールには入らない。
係員が足で潰しては、雪掻き用のプラスチックのスコップで掬っていた。
中には飲み残した水を道路にまいて、コップをごみ箱にちゃんと捨てていくランナーもいた。
西新橋交差点の11キロ地点では、一般参加のランナーもまだまだ元気一杯だ。
マナーのいいランナーもいる |
スタートの早い順にA~Kまでブロックに分かれているそうだ。
嫁はHブロックだ。
Fのランナーたちが通過していく。
もうそろそろだろうか。
想像以上に探すのは難しそうだった。
ランナーの嫁と予め打ち合わせていたが見つけられるのだろうか。
「お義父さん!お義母さん!」見つけたのは嫁の方だった。
エールを送る間もなく、元気に手を振りながら走り去ってしまった。