2012年1月29日日曜日

オランダ・ベルギーとモンサンミッシェル④ ~中世の2都市~


【4日目】 2011年11月6日 =ブルージュ ゲント=


今日は、運河と織物の古都、ブルージュとゲント。
現地名では、ブルージュは「ブルッヘ」、ゲントは「ヘント」である。

まずブルージュ観光のため、ホテルを朝8時30分にバスで出発した。


ベルギーのホテル
ブリュッセルから95キロ。
バスは1時間半で到着した。
街外れの公園でバスを降りた。
公園は一面の落ち葉で黄色く染まっていた。

ブルージュは「北のベネチア」ともいわれ、運河で栄えた織物の街だった。
時間とともに干拓が進み、海岸から離れてしまって、港の機能が失われて衰退した。
運河は今も昔のまま残り、運河沿いには昔の建物が残っている。
街の中心にあるマルクト広場まで運河沿いを歩いた。

初冬の公園

修道院

画になる

運河クルーズ

瓢箪から駒 街角でポスト発見

運河沿いからマルクト広場へ行く途中で、添乗員が道を間違えた。
道端にポストがあった。
持ち歩いていた日本への絵手紙20通を投函した。
届くのかと不安が過ったので、“おまじない”にシャッターを押した。


フリーマーケット

運河沿いにフリーマーケットが開かれていた。
アクセサリーを買う。

マルクト広場を見てから中華レストランで昼食をとった。
ちなみに、ブルージュの歴史地区は世界遺産である。
この街は、他にも2種の世界遺産登録がある。

マルクト広場

市庁舎

公文書館

聖血礼拝堂

バスへと戻る途中、ミケランジェロの彫刻「聖母子像」を拝観しようと聖マリア教会に行った。

イタリア(ヴァチカン含む)以外でミケランジェロの彫刻を所蔵するのは3箇所だけだ。
ルーブル、エルミタージュ、そして、ここブルージュの聖マリア教会だ。
是非見てみたい。

しかし、我々ツアーの一行は、有料だというので見ずに出てきてしまった。
せめて希望者だけでも見せてほしかった。
団体行動の悲しさである。


聖マリア教会
ミケランジェロの「聖母子像」のレプリカ
本物は教会の中にある。
午後はゲントへ移動した。
こちらに来て初めて知る名前だった。
ブルージュから55キロ。
移動時間は1時間だった。

運河と織物で栄えたベルギー第3の都市である。
ブルージュより活気が感じられた。

聖バーフ大聖堂でファン・エイクの「神秘の子羊」を見た。
別名を「ヘントの祭壇画」といい、大規模な多翼祭壇画だった。


開いた状態
日曜日と祝祭日には開く

閉じた状態
内装とは全く異なった静粛な画

後はフリータイムとなった。
広くもない旧市街を散策した。

市庁舎

教会の鐘楼

ミヒャエル橋

旧魚市場利用のレストラン

運河沿いのギルドハウス

<続く>


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