【2日目】 2011年11月4日 =アムステルダム 「ゴッホ美術館」=
今回のツアーでは、ゴッホ美術館の見学は入っていなかった。
オランダでは、ぜひゴッホ美術館を訪ねたかった。
出発前に、「独自の行動を許してほしい」と添乗員に申し出ていた。
調べてみると、美術館は金曜日には夜10時まで開いていることが分かった。
ツアーの予定が終わってからでも訪ねるつもりで、
ホテルに到着した時に、繁華街にでかける方法を現地ガイドに確認しておいた。
ところが、先程のバス観光中に車窓からゴッホ美術館が見えた。
幸いにも国立美術館の近くにあることがわかった。
国立美術館の見学を、女房と途中で抜け出した。
トラム通り沿いに歩いて10分ほどであった。
国立美術館の見学を、女房と途中で抜け出した。
トラム通り沿いに歩いて10分ほどであった。
アムステルダム 念願の「ゴッホ美術館」 |
美術館の入口には、若者がたむろしていて嫌な感じだった。
週末とあって、館内は観光客ばかりでなくオランダの若者たちで混雑していた。
国立美術館より人気があるようだった。
入口が二重になっていて少し戸惑った。
セキュリティーチックを受けて2階から3階へと見てまわった。
年次ごとに展示されている作品を駆け足で見た。
50分ほどで済ませた。
1階のグッズショップに立ち寄った。
気にいったものが見つからず、何も買わずに館外に出た。
傍にいるはずの女房の姿が見えない。
出口の扉が開いたので中に戻ろうとした。
すると、反対側の入口にいた係のおばさんに「そこからは入れない」と大きな声でとめられた。
「厄介なことにならなければいいが、、、」と思った時、
女房が「どこに行っていたのよ」と不満そうに言いながら出てきた。
国立美術館に戻ってツアーに合流した。
旅行会社の海外パックツアーでは、有名な美術館見学が入っていなことが度々あった。
絵が好きな人ばかりでないのを考慮してのことだろうが、、。
数々の経験を羅列してみる。
=ミラノ 「最後の晩餐」=
数々の経験を羅列してみる。
=ミラノ 「最後の晩餐」=
「最後の晩餐」 レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 |
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は世界遺産なのに、、。
ホテルの朝食を取らずにタクシーで駆けつけ、どうにか予約なしで見ることができた。
=マドリード 「ゲルニカ」=
「ゲルニカ」 パブロ・ピカソ マドリード ソフィア王妃芸術センター |
ピカソの傑作「ゲルニカ」が見学スケジュールに入っていないとは、、。
=ウイーン 「絵画芸術」=
館内の端の方にあるフェルメールの「絵画芸術」を見つけるのに相当時間がかかった。
=ウイーン 「絵画芸術」=
「絵画芸術」 ヨハネス・フェルメール ウィーン 美術史美術館 |
もちろん、ラファエロ、ベラスケス、ティツィアーノの名画はすっ飛ばしだ。
クリムトの作品を巡ることもできなかった、、、。
=ブダペスト 「受胎告知」=
「受胎告知」 エル・グレコ ブダペスト国立西洋美術館 |
世界遺産の地下鉄に乗って美術館を訪ねた。
しかし、休館日で入ることができなかった、、。
意気消沈した帰りの地下鉄では大変だった。
出口を間違えてしまい、引き返そうとして駅員につかまってしまった。
説明するのに随分と時間がかかってしまった。
このように、行程が設定されたパックツアーを楽しむには、
我々は‘独自の工夫’でちょっとしたカスタムメードを重ねてきたわけだった。
今回のゴッホ美術館もまた、面白いエピソードとして‘独自の工夫’に加わった。
2日目も夜となり、ホテルに戻ってから絵手紙を描いた。
海外旅行に出ると、子供や孫、親しい友達に絵手紙を出し続けている。
自分にも旅日記のつもりで出すようになった。
切手を買ってホテルのフロントに投函を頼むなど、語学の習得になっていると思っている。
しかし、最近はパソコンや携帯電話の普及でホテルは切手を置かなくなっている。
切手を手に入れるのに一苦労する。
<続く>
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