2012年1月29日日曜日

オランダ・ベルギーとモンサンミッシェル⑤ ~パリへ~


【5日目】 2011年11月7日 =2度目のパリを一巡り=

今日はパリへ移動する。
ブリュッセルからパリまでは310キロの旅だ。
私にとっては、東京と仙台間の感覚である。
4時間以上かかった。
やっとモンマルトルに着いてレストランで昼食を取った。


モンマルトルのレストラン

食事が済むと、パリのメインストリートをバスで一巡りした。
コンコルド広場から凱旋門をまわってトロカデロ広場に立ち寄った。
この広場は高台になっていて、エッフェル塔を真正面に眺めることができる人気スポット。


コンコルド広場

エッフェル塔を真正面
トロカデロ広場にて

次はチェイルリー公園に立ち寄り、「ルーブル美術館」に向かう。
地下街に入るとルーブル美術館入場口に出た。


ルーブル美術館入口

海外旅行をするようになった最初の頃、パリを訪れたことがある。
ツアー旅行といっても、今のように「パック」になっておらず個人旅行のようなものだった。
今思うと冷や汗ものの経験がたくさんある。

その時は短冊にフランス語の旅行用語をメモして持ち歩いた。
タクシー運転手には「エッフェル塔が分からないフリ」をされて遠回りされた。
オルセー美術館からの帰りには、別のホテルに連れていかれた。
地下鉄利用時は、路線図の色と車両の先頭の行き先を見て、駅の数で乗り降りした。
・・・・・etc
しかし、楽しい思い出も多い。
そんなことを思い出す。

今回は、ルーブル美術館で「モナリザ」を観ても感動しなかった。
フェルメールの作品を観ようとしたが、現地ガイドが「他の美術館に貸出中だ」と言っていた。


モナリザの前 黒山の人だかり
相変わらずの人気である

ルーブル美術館の向かいに免税店

ルーブル美術館を出て横断歩道を渡ると免税店である。
女房がバッグを買った。
カードを使おうとしたが、ナンバーが違うのか認証できない。
記憶違いで使えないことがないようにと出発前に認証ナンバーを更新してきたばかりなのに、、。
まだ更新ができていないのか?
現金で支払った。

帰りに下の階を通ったら、時計売り場には中国観光客が大挙して押しかけていた。
すでに買い物が終わったのか、売り場の床には空の段ボール箱が散らかっていた。
凄まじい購買パワーの跡だった。

夕食もモンマルトルのレストランだった。
食事も終わり、店の主人が飲み物の代金を回収しはじめた。
するとそこに大勢の客が入ってきた。
予約のない団体客のようで、主人は客の対応に追われて集金どころではなくなった。
他の店員にいっても「わからない」と言うばかりで、時間ばかりが過ぎる。
仕方なくそのまま店を出てきた。

初冬のパリの夜は真っ暗でムーランジュールのネオンが目についた。


モンマルトルのレストラン

夕食のエスガルゴ

ムーラン・ルージュ

パリのホテル

<続く>


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