2012年1月19日木曜日

オランダ・ベルギーとモンサンミッシェル① ~出発~


【1日目】 2011年11月3日 =アムステルダム泊=


2年ぶりに海外ツアーに参加した。
季節外れのオランダとベルギー、そして、モンサンミッシェルへの旅だ。


今回のツアーではどんな人たちと旅行できるのか、、、。
楽しみに思いながら新宿から成田エクスプレスに乗って空港に向かった。

空港の旅行会社のカウンターには行列ができていた。
定年退職した夫婦連れや旅慣れた感じの女性のグループで総勢29人だった。



ルフトハンザ航空のエアバス機
ドイツ・ルフトハンザ航空のエアバスは、予定より少し遅れて離陸した。
トランジットのフランクフルトまで11時間50分のフライトである。

機内では、訪問する国に関連する本か、これまで読んでいない小説を読むことにしている。
今回は、文庫本の「ゴッホの手紙」を持参した。
出発前に半分ほど読んでいたので、到着するまでには読み終えていた。



フランクフルト空港では、売店や免税店をのぞいたり、
片言のドイツ語でコーヒーを注文したり、水を買ったりして旅の気分を味わった。
2時間半の乗り継ぎ時間をつぶした。


トランジット フランクフルト空港

アムステルダムのスキポール空港までは1時間20分かかる。
乗り継ぎ機の座席は3人掛けだった。
ツアーグループではない日本人と一緒になった。

「ご旅行ですか」と話しかけてきた。

生産施設の設計施工を請け負う日本企業の駐在員で、ポーランドで仕事をしているそうだ。
アムステルダムで開く社内のヨーヨッパ駐在員会議に出るということだった。
ヨーロッパでの仕事のことや子供の学校のことや、
それに奥さんが現地の言葉がわからずに日常生活でストレスがたまっていること等を話し続けた。

到着間際に、「‘袖すりあうも他生の縁’ と言って、これを渡して」と、
女房が日本から持ってきた梅干しの加工品を隣りからよこした。
「奥様にあげてください」と手渡して別れた。

オランダ スキポール空港
近代的な空港だ


<続く>


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