中国語と格闘したのは初てのことだった。
11月25日の日曜日、中国語の検定試験を受けた時だ。
試験会場は、東京・渋谷の道玄坂にあるフォーラムエイトというビルだった。
渋谷駅から5分のところにある。
検定試験の準4級と4級を受けた。
準4級が先だ。
試験開始は午前10時からなので、朝8時過ぎに川崎の自宅を出た。
京王線を乗り継いで、井の頭線渋谷駅で降りた。
日曜日とあって駅周辺は混雑していた。
人ごみのなかを会場前まで歩くと、ビルの前に係員がいて、まだ会場に入れないという。
道玄坂をぶらついて、時間をつぶした。
中国語を身に付けられたらいいなあと思ったのは中国旅行がきっかけだった。
北京オリンピックの前年に北京に旅行した。
秋口であったが、
「今年も上海蟹のシーズンになった。横浜の中華街に食べに行こうか」と相棒と話していた。
中国では500円で食べられると話したら、
「それでは中国にいって食べよう」ということになったのだった。
北京では、ガイドは女性で名前は朱さんだった。
会社は天津にあると話していた。
出身は西安で、小学校から大学まで成績はトップ、2番になったことがないと言っていた。
元文部省の官僚だったが、当時の公務員削減政策で公務員をやめて、
旅行会社に勤め始めたとの話だった。
欠点は、夫婦とも酒好きに大がつくのだと笑っていた。
その朱さんは、実に日本語が達者だった。
そして、街の中や店にも日本語の上手い人たちを沢山見かけた。
帰ったら中国語を習い始めよう、と漠然と考えるようになっていた。
北京オリンピックが終わり上海万博が開かれる前年、今度は上海に旅行した。
水郷の町「錦渓」のお土産店に1人で入った時のこと。
思い切って中国語で聞いてみた。
「这个多少钱(Zhè ge duō shao qián)?」(これはいくらですか?)
無事に土産を買えた時、「今度こそ中国語をやろう」と思った。
朝、NHKラジオの中国語講座を聴き続けている。
この辺で自分の中国語がどの程度のものか知りたくなって検定試験を受けることにした。
中国語といっても旅行会話が主目的なのでヒアリングに力を入れている。
今回の試験もヒアリングができればよい結果が得られると考えて挑んだ。
検定試験の次の日、インターネットのホームページに回答が掲載された。
自己採点してみた。
ヒアリングは思った以上にできていた。
しかし筆記試験がさんざんであった。
12月20日過ぎに合否の通知がくるようだ。
2つの検定試験を終えて試験会場を後にした。
一息つこうとしたが喫茶店はどこも人で一杯だった。
コーヒーも飲まず帰ってきたら、自宅のドアに宅配便の不在票が挟まったいた。
夜になって届いた。
秋田から届いたリンゴだった。
相棒の姉妹が毎年送ってくれる。
今年も「サンふじ」が届いた。
11月25日の日曜日、中国語の検定試験を受けた時だ。
試験会場は、東京・渋谷の道玄坂にあるフォーラムエイトというビルだった。
渋谷駅から5分のところにある。
検定試験の準4級と4級を受けた。
準4級が先だ。
試験開始は午前10時からなので、朝8時過ぎに川崎の自宅を出た。
京王線を乗り継いで、井の頭線渋谷駅で降りた。
日曜日とあって駅周辺は混雑していた。
人ごみのなかを会場前まで歩くと、ビルの前に係員がいて、まだ会場に入れないという。
道玄坂をぶらついて、時間をつぶした。
中国語を身に付けられたらいいなあと思ったのは中国旅行がきっかけだった。
北京オリンピックの前年に北京に旅行した。
秋口であったが、
「今年も上海蟹のシーズンになった。横浜の中華街に食べに行こうか」と相棒と話していた。
中国では500円で食べられると話したら、
「それでは中国にいって食べよう」ということになったのだった。
北京では、ガイドは女性で名前は朱さんだった。
会社は天津にあると話していた。
出身は西安で、小学校から大学まで成績はトップ、2番になったことがないと言っていた。
元文部省の官僚だったが、当時の公務員削減政策で公務員をやめて、
旅行会社に勤め始めたとの話だった。
欠点は、夫婦とも酒好きに大がつくのだと笑っていた。
その朱さんは、実に日本語が達者だった。
そして、街の中や店にも日本語の上手い人たちを沢山見かけた。
帰ったら中国語を習い始めよう、と漠然と考えるようになっていた。
北京オリンピックが終わり上海万博が開かれる前年、今度は上海に旅行した。
水郷の町「錦渓」のお土産店に1人で入った時のこと。
思い切って中国語で聞いてみた。
「这个多少钱(Zhè ge duō shao qián)?」(これはいくらですか?)
無事に土産を買えた時、「今度こそ中国語をやろう」と思った。
朝、NHKラジオの中国語講座を聴き続けている。
この辺で自分の中国語がどの程度のものか知りたくなって検定試験を受けることにした。
中国語といっても旅行会話が主目的なのでヒアリングに力を入れている。
今回の試験もヒアリングができればよい結果が得られると考えて挑んだ。
検定試験の次の日、インターネットのホームページに回答が掲載された。
自己採点してみた。
ヒアリングは思った以上にできていた。
しかし筆記試験がさんざんであった。
12月20日過ぎに合否の通知がくるようだ。
2つの検定試験を終えて試験会場を後にした。
一息つこうとしたが喫茶店はどこも人で一杯だった。
コーヒーも飲まず帰ってきたら、自宅のドアに宅配便の不在票が挟まったいた。
夜になって届いた。
秋田から届いたリンゴだった。
相棒の姉妹が毎年送ってくれる。
今年も「サンふじ」が届いた。
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