前回、6月15日に購入した梅を完熟するまで日陰干しにした。
そして、後述するがカビの発生や痛みのリスクも減らせるのだ。
3日目の今日6月18日、その梅を漬け込んだ。
器や重石などは熱湯でよく洗った後、さらに35度の焼酎で消毒しておく。
カビのリスクには徹底した方がいい。
梅をよく水洗いする。
汚れが出なくなるまで何度も洗うが、長時間水に浸したりはしない。
竹串や楊枝を使って洗った梅のヘタを取る。
このヘタには特にカビが発生しやすいので、一つ一つ丁寧に取り除く。
梅が熟すとこのヘタが取りやすくなる。
青いままではヘタが張り付いて取りにくい。
結果的に強い力で梅を痛めたり、ヘタを取りきれずカビの発生原因になったりする。
完熟梅を使うのはそのためでもある。
楊枝でヘタの淵をくるりとなぞると取れる。
梅は金属を嫌うので竹串や楊枝でやる。
梅は金属を嫌うので竹串や楊枝でやる。
丁寧にヘタを取り除く |
ボールに焼酎を入れて梅を万遍なくくぐらせる。
こうしておくとカビ発生の殺菌だけでなく、塩をまぶしやすくもなる。
焼酎にくぐらせて殺菌 |
塩の量は、梅の重さの18%にした(ちょっと高め、やはりカビは怖い)。
梅6キロに対し約1キロの塩。
漬け込む前に梅に粗塩をまぶす。
こうして塩にまぶして馴染ませておくと梅酢の上りが早くなる。
漬け込み容器に塩を敷き、梅を置いていく。
万遍なく塩を振りかけながら段を重ねる。
上段の方に塩を多くすると梅酢が上がりやすい。
ボールで梅に塩をまぶす |
漬け込み容器に塩を敷く |
塩を振りながら段を重ねる |
あっという間に終わってしまう。
重石は、梅とほぼ同じ6キロを乗せた。
重石を乗せて完了 |
これで4~5日すると、梅のエキス(梅酢)が上がってくる。
こうなれば重要な第1段階は成功である。
よく消毒しないとすぐにカビが発生するようだ。
カビが出ると処理が大変らしい。
梅酢を取り除きながら、梅雨明けを待って天日干しをする。
【 ポイントおさらい <漬け込む> 】
=漬け込み容器や重石は熱湯洗浄と焼酎で殺菌=
=梅をよく水洗い。長く水に浸すのはNG=
=丁寧にヘタを取り除く=
=梅を焼酎で洗浄=
=梅に塩をまぶす=
=漬け込み容器に塩をふりながら梅を敷いていく=
<続く>
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