2014年1月9日木曜日

シンガポールへ再び⑤ ~周辺散策とラッフルズホテルのバー~


【2日目】20131218

=ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ=

少し遅い昼食だった。
2階の店を出てショピングモールの3階に上がった。
3階が地上と同じ高さなのだと言う。

広々として吹き抜けており、採光もあるので全くそんな風には感じない。
建物から外へ出ると流石に暑い。

ショッピングモール3階、ここが地上階

3階から外に出てみる

さらにエスカレーターで2階分の高さを上ると、板張りの「遊歩道」が建物に沿ってのびていた
孫たちが面白い場所へ案内してくれようとしているなと思った。


5階に相当するボードウォーク
ここからホテルのタワー間を抜け
海の方へと続く

ウッドデッキの長い道(ボードウォーク)では、ランニングをする人、木陰で弁当を食べている人、
我々と同じように散歩する人の姿があった。
ショッピングモールの建物を半周した辺りに、
ホテルのタワー1とタワー2の間を空中で抜ける歩道橋がかかっている。
さらに海側に続いている。

ボードウォークからの眺め

ホテルを仰ぎ見る

反対側のマーライオン
ホテルのタワーを通る歩道橋
ここにはホテルからは直接上がれないらしい。

ガラスを清掃する作業中

ホテルの館内から見るとこんな感じになっている
高速道路もまたぐ
ホテルからのブリッジ「Lions Bridge」
向こうには人工の「スーパーツリーグローブ」が見えている

ここから、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」という広大な植物園に入る。

ボタニックガーデンを摸したものだろうか。
ボタニックガーデンには前回2012年1月に朝の散歩で訪れた。
(その時の様子は「私たちのシンガポール⑤ ~ふらりと散歩~」)

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイはベイサンズに近接して2012年6月にオープンした「近未来のテーマパーク」ということだ。

周辺の配置(マリーナベイ・サンズのHPより)

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのHPより

目の前には、鉄のパイプを組み合わせたラッパのような巨大な構造物の群れが見える。
「スーパーツリーグローブ」というらしい。
よく見ると鉄パイプに蔓類の植物が巻きついている。
成長の暁には、この人工の構造物が大木に見える仕組みだそうだ。

各ラッパ(スーパーツリー)は、天空の歩道「OCBCスカイウェイ」でつながっている。
ここに上がるのに5ドルが必要だ。
そのうちの一番大きな「ラッパ」には、鳥の巣のようなレストランがあった。


巨大なラッパ群「スーパーツリーグローブ」


植物園の案内板 広大だ

広大な園内には巡回バスが運行している。
運賃は5ドル。
乗ろうとして5ドル用意していた。
そこにアイスクリームさんが通りかかった。
アイスを買った。
巡回バスに乗るは止めた。

部屋に戻って一休みした。

部屋から見たガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

3、4年後が楽しみだ

ブリッジを眺める

=北京ダックと名物カクテル=

今日の夕食は、来る前から女房が「皆を招待する」と殊更に約束していた。
異国の地にあり、そのまた異国を飛び回っている息子を激励するためだった。
夕食のレストランにはバスで行く。

バス停は道路を隔てたホテルの反対側にあった。
バスに乗る時には雨は降っていなかった。
うっかり傘を持ってこなかった。
途中で雨がふ降り始め、バスを降りるには激しい雨になっていた。


バスの車中

濡れながら歩いた。
雨の中少し道に迷ったが、レストランに到着した。
ラッフルズホテルの裏手にある「Asia Grand Restaurant」。

バスの経路はこんな感じ
このサイトは便利で面白いので後で紹介する

テーブルには仕事に戻っていた息子が1所在なさそうに座っていた。
店内は満席の状態だった。
北京ダックが格安だというので予定通りまず注文する。
魚を注文すると厨房の近く水槽に案内された。
いろいろな魚が泳いる。
大きなロブスターがいた。
見てから好きなものを注文するのだという。


水槽前で注文

北京ダックは本場北京とは食べ方が違うようだ。
ここでは餃子の皮のようなものに包んで食べる。
魚はナマズのような大きな口の白身だった。
シンガポール風にアレンジされた中華料理といえそうだ。


名物の北京ダック

これは何だったか、、

ナツメヤシの、、、名前を忘れた

注文した魚料理



来るに雨に濡れたので、半シャツでは肌寒く感じた。
シンガポールではどこにいっても冷房が効いている。
ホテルの部屋は勿論のことエントランスやロビーまで建物全体かなり涼しい。
大きなショッピングモールのアーケードも充分涼しい。
地下鉄やバス、タクシーも勿論である。
電力消費量大変だろうなと思った。
日本と同様に資源のないシンガポール、火力発電で賄っているようだ。

夕食のは雨も小ぶりになっていた。
シンガポールでも格式の高いラッフルズホテルのバーに行った。
息子が夕食のお返しに名物のカクテルを飲んで欲しいという。
ホテルは向かいにある。
正面から入りたいところだが、雨を避けてホテルの裏側から入った。
見ながらバーに到着。


ラッフルズホテル裏口から

中庭では野外レストランが

上から眺める

バー内の様子

テーブルに着くと、末孫娘も自分で飲むジュースを上手に注文していた。
長男孫もカクテルを注文した。
シンガポールでは18歳でアルコール飲めるようになるという。
孫がお酒を、、、。
違和感があり、最初はちょっとびっくりした。
そしてカクテルで乾杯した。


ラッフルズ発祥の「シンガポール・スリング」

このカクテルは、シンガポール・スリングと言う。
ウォッカをベースにパイナップルジュースで割ってあって口当たリがいい。
ラッフルズホテルが発祥なのだそうだ

テーブルには、日本の一升枡のような木の器に山盛りのピーナツが運ばれた。

シンガポールの少し小粒な殻付きピーナツだった。
長男孫の説明では、スペインのバールでは当たり前にやっているように、ピーナッツの皮を剥いてテーブル下に捨てるのだという。
足元が塵で踏み場がないくらい捨てた人が上客なのだ。
一生懸命ピーナッツを食べている長男孫に加勢した。


山盛りの枡落花生

ひたすら剥いて剥いて、、、

上客になれただろうか、、、

帰り際にバーの2階に上がって生演奏を聞いていたら、早く帰ろうと催促された。
バーを出た。

ラッフルズホテルには名物のドアマンがいる。

ガイドブックにも必ず紹介されているほどで写真撮影の依頼も最も多いそうだ。
頭にはインドや中東風のターバンを巻き、真っ白なコスチュームを身につけている。
そういえばラッフルズホテルの創始者はイラン出身のアルメニア人だったか。
コスチュームは植民地時代のイギリス軍の軍服をもとにデザインされたものでキリッとしている。

そのドアマンがタクシーをさばいていた。
「マリナベイサンズ・ホテルオーケ?」とか運転手に行き先を確認してから
タクシーのドアを開け、にこやかにエスコートしてくれた。


帰りは正面から、タクシーで

今日も末孫娘は我々と一緒にホテルに泊まる。
息子たちと別れて、タクシーでホテルに向かった。

タクシーの運転手と孫娘は何か話していた。
途中からこちらに話を振ってきた。
「英語でも中国語でも勉強したほうがいい」と説教されてしまった。

明日は、マレーシアの世界遺産・マラッカへ日帰りのバス旅行に行く。

楽しみは続く、、、。

<続く>


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